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令和4年度日本博事業 映像コンテンツ「新潟発!知のツーリズム『日本酒学(Sakeology)』文化体験プログラム」を制作しました

日本酒学センターでは、文化庁の推進する「日本博」事業の一つである「令和4年度日本博イノベーション型プロジェクト 補助対象事業」の助成を受けて、日本酒にまつわる歴史・文化と酒造りを分かりやすく伝えるために、視覚に訴える映像コンテンツ「新潟発!知のツーリズム『日本酒学(Sakeology)』文化体験プログラム」を制作しました。
室町時代後期の絵巻物『酒飯論絵巻』をアニメーション仕立てで楽しむことができる「古典文芸に描かれた日本の酒―文化庁本『酒飯論絵巻』より―」や、牛木辰男 新潟大学長がイラストを担当され、牛木学長並びに西田郁久 特任助教が出演された「酒造りミクロツアー」など、魅力あふれる映像コンテンツ4作品を公開しています。
英語バージョン(字幕またはナレーション)も制作していますので、併せてぜひご覧ください。

映像は日本酒学センター公式YouTubeチャンネルよりご視聴いただけます。

「新潟発!知のツーリズム『日本酒学(Sakeology)』文化体験プログラム」
【映像コンテンツ詳細】

1.新潟の料亭と醸造の町_360°映像
  Niigata: A Haven of Ryotei and Sake Brewing town_360° VR

  新潟市古町エリアにある料亭(鍋茶屋、行形亭)や、醸造の街として知られる長岡市摂田屋エリアを、360°VR映像として実際に足を運んだ時と同様に体験ができる作品です。

 

2.古典文芸に描かれた日本の酒―文化庁本『酒飯論絵巻』より―
  Sake as Depicted in Classical Literature, from the “Illustrated Scroll of the Sake and Rice Debate” owned by the Agency for Cultural Affairs

  16世紀前半に制作され、現在は文化庁が所蔵する『酒飯論絵巻』に描かれた、当時の人々の飲食・宴会の風景や厨房の様子、そして酒文化の広がりをわかりやすく解説しています。絵巻物の中の登場人物たちが動き出す、見ているだけでも楽しい映像作品です。

 

3.酒造りミクロツアー 
  Sake brewing microworld tour

  日本酒造りをミクロの世界で体験できる作品です。登場するイラストは牛木辰男 新潟大学長自らが描かれたもので、日本酒造りのサイエンスを楽しく学ぶことができます。

 

4.日本酒と米

  日本酒造りの始まりとも言える米作りについて、肥料の観点から米の収穫量と品質、酒質への影響などを解説しています。こちらは令和2年度に制作した「新潟発!知のツーリズム『日本酒学(Sakeology)』文化体験プログラム」の3つのプログラムのうちの「日本酒学初級コース・ダイジェスト版」の追加コンテンツです。

 

「酒造りミクロツアー」 作画:牛木辰男 新潟大学長

 

新潟大学 公式ウェブサイトでも紹介しています。

〇関連記事 「令和4年度 日本博イノベーション型プロジェクト 補助対象事業」に採択されました

 

令和4年度日本博イノベーション型プロジェクト 補助対象事業
(独立行政法人日本芸術文化振興会/文化庁)