第3回日本の酒シンポジウムをハイブリッド形式/2部制で開催しました
9月30日(土)12時20分より、山梨にて、新潟大学日本酒学センター、山梨大学ワイン科学研究センター、鹿児島大学農学部附属焼酎・発酵学教育研究センターの共催による「第3回日本の酒シンポジウム 楽酒~焼酎・日本酒・ワイン~日本の酒を語る」をハイブリット形式(現地開催およびオンライン)および2部制で開催しました(主催:山梨大学生命環境学部)。
第1部会場(山梨大学 甲府キャンパス内)
第1部は、山梨大学(甲府キャンパス)にて開催しました。
初めに、黒澤 尋 山梨大学理事/副学長、有賀 雄二 山梨県ワイン酒造組合会長のご挨拶の後、各センター長からセンターの取り組みについて紹介がありました。
末吉 邦 新潟大学日本酒学センター長
その後、日本の酒の最先端研究として、奥津 果優 鹿児島大学焼酎・発酵学教育研究センター 元特任助教より「酒薬同源-発酵させる薬「神麹」の研究-」、岸 保行 新潟大学日本酒学センター 副センター長より「日本酒の海外展開と国内市場の新たな展開」、榎 真一 山梨大学ワイン科学研究センター 助教より「ゲノム情報の活用~ブドウ・ワイン研究への新展開~」と題して講演があり、各大学で取り組む様々な酒類に関する教育・研究活動について、理解を深めました。
岸 保行 新潟大学日本酒学センター 副センター長
続いて、高田清文 バイオコミュニティ関西事務局長による特別講演「『日本の酒』との連携強化とバイオエコノミーの発展」がありました。
最後に、鈴木俊二 山梨大学生命環境学部長よりご挨拶をいただき、第一部の幕を閉じました。
第2部は、甲府駅近くのホテル談露館で開催しました。
第2部会場(ホテル談露館)
「日本の酒 楽しい飲み方講演」と題して、焼酎・日本酒・ワイン・ウイスキーの専門家4名の方からご講演いただいた後、参加者は試飲を楽しみました。
平田 大 新潟大学日本酒学センター 副センター長
83種類ものお酒が提供され、会場は大いに盛り上がりました。
83種類の焼酎、日本酒、ワイン、ウイスキー
また、シンポジウム前日には学生によるポスター発表の場が設けられ、新潟大学からは日本酒学プログラムを専攻する2人の大学院生が参加し、活発なディスカッションが行われました。
学生によるポスター発表
3大学のセンターの交流もさらに深まった有意義なシンポジウムとなりました。