日本酒学センターの教員らが分担執筆した書籍『愉しい日本酒学入門』が発売されました
書籍『愉しい日本酒学入門』(編著 新潟大学日本酒学センター)が、2025年2月25日、株式会社河出書房新社(ウェブサイトはこちら)より発売されました。
日本酒学に関する内容を、日本酒学センターの教員や日本酒学講義(※)の講師らが、一般の方にも分かりやすく書き下ろしました。
日本酒の醸造法、利き酒やフードペアリング、他のアルコール類との比較から日本酒の文化や歴史まで、日本酒を深く愉しめる、幅広い内容を網羅した一冊です。
全国の書店、オンライン書店でご購入いただけます。ぜひお手に取ってご覧ください。
(※)日本酒学講義:教育のページをご覧ください。
『愉しい日本酒学入門』
【目次】
講義1 日本酒礼賛
講義2 日本酒の原料・醸造学
日本酒の原料①「米」
日本酒の原料②「水」
清酒の微生物①「麹菌」と「酵母」の役割
清酒の微生物②種類と歴史
酒造りの技術
日本酒(清酒)の種類
講義3 日本酒の官能学・飲食学
味と香りを評価する「きき酒」
日本酒の成分と味の基本構造
甘口と辛口
淡麗と濃醇、うま味と雑味
美味しさの特徴を分析する
日本酒の種類と美味しさ
生理的な美味しさ
飲み方と美味しさ
日本酒とワイン、食べものとの相性
日本酒ペアリング
講義4 日本酒の健康学
古今東西「お酒と健康」について
脳とアルコール
糖尿病と飲酒の深い関係
麹と酒粕その健康効果
講義5 日本酒の歴史学
いにしえの酒造り
室町~江戸時代に大進歩
近代化と戦争の影響
講義6 日本酒の文化学
日本酒と「料亭・花街」の文化
日本文学に描かれる酒
酒は水分や栄養補給に有効か?!
講義7 日本酒の社会学
日本酒を規制する法律
世界酒をめざす日本酒の国際展開
日本酒という地域資源と自治体政策
「日本酒学」を次世代につなぐ大学
<表紙>
<目次>
<はじめに・執筆者一覧>