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朝日酒造株式会社にて外国人留学生と日本人学生がともに日本酒について学びました

2024年6月22日(土) 、新潟大学 全学向けGコード科目「国際共修:グローバル社会におけるビジネス・コミュニケーションA(開講番号:240G3257)」(※1)と「国際共修:留学生との協働学習を通した異文化理解A(開講番号:240G3258)」(※2)の授業外活動として、留学生を含む22名の学生(担当教員:教育基盤機構 国際センター 蒙 韫(韞)准教授)が、朝日酒造株式会社にて日本酒について学びました。

朝日酒造株式会社の担当者より、酒造りや商品開発についてのレクチャーを受けた後、4つのグループに分かれ、世界の4つのエリア(東アジア・北米・ヨーロッパ・オセアニア)における地域でのお酒の市場などをベースに、SWOT分析を行い、日本酒の世界展開に関するアイデアを出し合うワークショップを行いました。参加した学生からは、国際的な視点から積極的な意見交換が行われました。
その後は酒蔵見学を体験し、宝水と呼ばれる湧き水や朝日神社の見学、日本酒の試飲を通して、酒造りの現場を体感する貴重な機会となりました。

本イベントは朝日酒造株式会社、新潟大学 教育基盤機構 国際センター、日本酒学センターの共催で実施しました。

 

日本酒についてのレクチャーの様子

ワークショップの様子

朝日神社の前での集合写真

 
(※1)近年、日本社会における労働力人口の減少と企業によるグローバル展開を背景に、高度人材としての外国人社員の需要がますます高まっており、その活躍も期待されてきています。一方、企業のグローバル展開により、日本人社員にも、世界で通用するビジネス・コミュニケーション能力が求められてきています。この授業は、日本人学生と留学生の協働学習により、ビジネス・コミュニケーション能力を向上させ、学生のアルバイト、将来、企業でのインターンシップや就職等に役に立つことを目指します。第1・2ターム、木曜日3限に行われています。

(※2)新潟大学と国内外の他大学等の日本人学生と外国人留学生が共に多文化共生(Multicultural Symbiotic Societies)に向けた、世界・地球の課題を発見し、その解決策を探る、PBL (Problem/Project-Based Learning 問題解決/目標達成学習) 型のプロジェクト活動を行う講義です。第1・2ターム、月曜日3限に行われています。