国際ブドウ・ワイン科学コンソーシアムOENOVITI INTERNATIONAL SYMPOSIUM 2023 – Japanが開催されました
ボルドー大学ISVV主幹の国際ブドウ・ワイン科学コンソーシアムOENOVITI INTERNATIONAL SYMPOSIUM 2023 -Japanが5月11日(水)から15日(月)の期間、京都大学と山梨大学(シンポジウム)、その後、新潟大学等(オプショナルツアー)で開催されました。
11日(木)は京都大学益川ホールにて、SYMPOSIUM 1:「ワイン・酒・健康」が行われ、日本酒学センターの平田 大 副センター長が発表し、その後のディスカッションにも登壇しました。
SYMPOSIUM 1の様子(左:平田先生の講演、右:ディスカッション)
シンポジウム後はまほろばファーム株式会社(三重県伊賀市御代201番地)を訪問し、ワイン用葡萄栽培畑等を見学しました。
まほろばファーム株式会社施設見学の様子
13日(土)は山梨大学にてSYMPOSIUM 2:「ワイン事業経営に”自然資本”を取り入れることの破壊的影響」がハイブリットで開催されました。
シンポジウム後はシャトー・メルシャン 勝沼ワイナリー(山梨県甲州市勝沼町下岩崎1425-1)を訪問し、セラーやワイン資料館等を見学、試飲も体験しました。
左:SYMPOSIUM 2の様子 右:シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリー施設見学の様子
14日(日)は山梨大学でOENOVITI WORK GROUP MEETINGSを行った後、午後から新潟ツアー参加者はバスにて新潟へ移動しました。
夕方に到着後、新潟大学有壬記念館で「Meeting on Sake and Sakeology-1」と題し、日本酒学の概要や教員による研究紹介を行いました。
挨拶をする末吉邦 日本酒学センター長
その後、会場をホテルイタリア軒に移し、新潟の伝統文化である新潟古町芸妓による踊りや唄・三味線等の披露、日本酒や日本産ワインを楽しむ国際交流イベントを行いました。
国際交流イベント集合写真
15日(月)は新潟県醸造試験場を見学後、日本酒学センターセミナー室で「Meeting on Sake and Sakeology-2」とし、教員による研究紹介や「酒の出る蛇口」の開栓セレモニーを行いました。
午後からは朝日酒造株式会社へ移動し、酒蔵見学や日本酒のテイスティングを行いました。
左:「酒の出る蛇口」を開栓する牛木辰男 新潟大学長 右:セレモニーでの乾杯の様子
国際ブドウ・ワイン科学コンソーシアムOENOVITI INTERNATIONAL SYMPOSIUM 2023 -Japanは4年ぶりの対面開催となり、国内外の研究者による情報交換や活発な議論などが交わされ、研究者同士の貴重な国際交流の場となりました。
また、新潟ツアーでは日本酒および伝統文化を現地で体験していただくことで、日本酒や日本酒学への理解と関心を深めていただく機会になりました。
日本酒学センター前での集合写真