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フランスのボルドー大学主催のサマースクール(2022年度)を共同で開講しました

フランスのボルドー大学(University of Bordeaux)との連携協定(※)に基づき、8月29日~9月2日、同大学主催によるサマースクール “Wine and sake: the cutting-edge of oenology and sakeology” を共同で開講しました。昨年度はコロナ禍のためWEB開講でしたが、今年度は同大学での現地開講となりました。教員(講師を含む)は、新潟大学から11名(現地参加4名、WEB参加7名)、ボルドー大学側から9名、合計20名が参加し、一方、学生は、新潟大学から3名(日本酒学コース修士学生)、ボルドー大学から4名(学生・研究生)を含め、世界各国から様々なバックグラウンドを持つ合計13名が参加しました。

 

5日間の講義では、両大学から、日本酒学とワイン学の紹介の他、原料の生産、醸造微生物、品質管理、歴史、ラベルを中心とした消費者認識、マーケティング演習、グローバル化、法律、医学、健康科学など、幅広い分野における日本酒およびワインの最新研究や課題、今後の展望等について講義がありました。

テイスティングセッションでは、テイスティング手法と評価する日本酒とワインの特徴を学んだ後、科学的視点を交えながら香り・味・色などの評価に取り組みました。
また、午後のセッションでは、革新的なワイン造りに取り組む会社やコニャックの製造メーカーを訪問し、その歴史や企業における研究開発・新商品開発のコンセプトなどについて、学ぶことができました。

現地開講ならではの学生同士のコミュニケーションの場としても貴重な学びの時間となりました。

学生たちはもとより教員にとっても、ワイン学および日本酒学への理解と関心をより一層深めることができ、貴重な国際交流の場となりました。

 

(※)2019年1月に、ボルドー大学(University of Bordeaux)と新潟大学との大学間交流協定、および同大ブドウ・ワイン科学研究所(Institute of Vine & Wine Science:ISVV)と本学日本酒学センターとの部局間交流協定を締結しました。
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