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日本酒学センター開所式を開催しました

日本酒学センターは、2020年1月1日付で全学共同教育研究組織として新たにスタートしておりましたが、かねてより進めていました施設整備が完了し、清酒製造免許(試験製造)を取得して、4月1日に開所しました。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響から開所式開催を延期していましたが、感染防止対策を講じ、小規模な会場開催とオンラインを併用したハイブリッド形式で7月2日に開所式を開催しました。

式典では、牛木辰男 新潟大学長が関係の方々への謝辞とセンター設立の経緯および今後のセンターへの期待について、また、鈴木一史 日本酒学センター長が謝辞に加えセンターのこれまでの取組および今後の展望について挨拶を述べました。
続いて、花角英世 新潟県知事の代読として佐野哲郎 新潟県産業労働部長よりセンターを拠点とした産官学連携による新潟清酒産業の発展への期待について、また、新潟県酒造組合を代表して大平俊治 会長より産官学の協力体制の一層の強化と今後の期待について祝辞を頂戴しました。

その後、日本酒学センター入口前にて、佐野部長、大平会長、高橋桂一 新潟税務署長、牛木学長、鈴木センター長によるテープカット式が行われました。

式典の後、平田大 日本酒学センター副センター長により会場参加者および報道関係者向けのラボツアーが行われ、「展示スペース」や「きき酒実習室」、実際に清酒を造ることのできる「試験醸造室」、「日本酒と食品の美味しさ解析室」が公開されました。
オンライン参加者にはあらかじめ制作されたラボツアー動画が配信されました。

日本酒学センターは、今後も、教育、研究、情報発信、国際交流を柱に活動を展開していきます。