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令和7年度第2回日本酒学セミナー「微生物が生産する物質、酵素、香りの研究:日本酒学への貢献を目指して」を開催しました

2025年7月3日、日本酒学センター 協力教員の佐藤努 教授(農学部)による令和7年度第2回日本酒学セミナー「微生物が生産する物質、酵素、香りの研究:日本酒学への貢献を目指して」を開催しました。

天然物の中でも特に種類が豊富で、10万以上の化合物が知られているテルペンに着目した研究をご紹介いただきました。テルペンは動物、植物、微生物や酵母・麹菌などにも含まれる多様な化合物群です。
今回はその中でも、テルペンの環状化酵素に注目し、バイオテクノロジーを活用して高貴な動物性香料として知られている「龍涎香(りゅうぜんこう)」の主成分アンブレインの人工的な生合成経路の創出と産業応用に関する研究についてお話しいただきました。

 

 

令和7年度第3回日本酒学セミナーは2025年9月を予定しています。
※「日本酒学セミナー」は新潟大学内の教職員向けセミナーです。