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令和7年度第1回日本酒学セミナー「栄養発生生物学 (Nutri-developmental biology):成長期の栄養履歴が個体成長と寿命に与える影響とメカニズム」を開催しました

2025年6月20日(金)、京都大学名誉教授の上村 匡 先生をお迎えし、令和7年度第1回日本酒学セミナー「栄養発生生物学 (Nutri-developmental biology):成長期の栄養履歴が個体成長と寿命に与える影響とメカニズム」を開催しました。

セミナーでは、モデル生物としてキイロショウジョウバエを、そのエサとして出芽酵母の変異株を用い、幼虫期に酸と分岐鎖アミノ酸を過剰に摂取させると、成虫になった後に標準的な餌で飼育しても寿命が短縮すること、さらにこの現象にはヒストンアセチル基転移酵素Gcn5の機能低下が関与していることを明らかにした、画期的な研究をご紹介いただきました。

「日本酒学セミナー」は通常、新潟大学教職員向けに定期開催しているセミナーですが、今回は外部講師をお招きした特別開催とし、ハイブリッド形式(現地開催およびオンライン配信)にて一般の皆様にも多数ご参加いただきました。

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