新潟大学創立75周年記念事業の一つとして、2024年10月18日（金）18時30分より、新潟市民プラザにて、日本酒学センター主催によるサテライト講演会を開催しました。
講演会では、「グローバル飲料メーカーとしてのサステナビリティ活動」と題し、2023年3月にサントリー食品インターナショナル株式会社 代表取締役社長に就任された小野 真紀子氏にご講演いただきました。

はじめに、牛木 辰男 新潟大学長よりご挨拶がありました。
ご挨拶では、本講演会の概要、日本酒学センターの取り組み、そして創立75周年を迎えた新潟大学について述べられました。

牛木辰男 新潟大学長

司会の末吉 邦 日本酒学センター長より小野氏のご経歴の紹介の後、小野氏よりご講演をいただきました。

小野氏からは、サントリーグループの歴史や商品ポートフォリオ、サントリー食品インターナショナル株式会社の事業概要や企業理念についてご紹介があった後、同社の経営戦略の一つであり、本講演のテーマである、サステナビリティ活動についてご紹介をいただきました。
特に「生物多様性」、「循環経済」、「気象変動対策」に重点を置いた、水源涵養活動や啓発活動、バイオマス燃料の活用、製造工程における脱炭素化などの取り組みをご紹介いただきました。
その具体例として、「天然水の森」での水源涵養活動と水育、ペットボトルの水平リサイクル（使用済みのペットボトルから、新たなペットボトルを再生すること）推進などの取り組みとその重要性をお話いただきました。

小野 真紀子 サントリー食品インターナショナル株式会社 代表取締役社長

講演会場の様子

講演の後は質疑応答の時間では、会場から多数のご質問があり、講演で得られた学びをさらに深める時間となりました。

質疑応答の様子

本講演はハイブリッドで、また英語字幕付きで開催し、県内外（国外含む）からたくさんの方にご参加いただきました。

関係者集合写真