畑有紀 特任助教が新潟大学 全学向けGコード科目「国際共修:留学生との協働学習を通した異文化理解A(開講番号:240G3258)」でゲストとして招かれ、講師を務めました
2024年6月10日(月)、日本酒学センター協力教員の蒙 韫(韞)准教授(国際センター)が担当する、新潟大学 全学向けGコード科目「国際共修:留学生との協働学習を通した異文化理解A(開講番号:240G3258)」(※1)で日本酒学センターの畑有紀 特任助教がゲストとして招かれ、講師を務めました。
この科目には、日本人学生に加え、中国、台湾、香港、ルーマニア、リトアニア、ドイツ、トルコといった国々からの留学生が参加しており、畑 特任助教がゲストとして招かれ、講師を務めるのは2年目です。
始めに日本酒の原料であるお米の活用方法についてのアイスブレイクがあり、多くの学生が積極的に「せんべい」、「お餅」、「牛丼」などといった調理方法を答えて、大変にぎわいました。
そして、畑 特任助教より、16世紀前半に制作された『酒飯論絵巻』に描かれる、当時の人々の飲食・宴会の風景や厨房の様子、そして日本の酒文化の広がりについて講義が行われました。その後、学生たちは、グループごとに自身の国の酒や飲酒習慣、その背景にある文化について議論を交わしたのち、日本語と英語の両方でその内容を発表しました。学生たちからは、日本酒はもちろん、焼酎、ワイン、ビール、白酒(パイチュウ)、パリンカ、ミード、ラク(RAKI)など、各国の酒とその文化が紹介されました。このような酒を題材としたグループワークを通じて、お互いの国の習慣・文化についての理解を深める機会となりました。
(※1) 新潟大学と国内外の他大学等の日本人学生と外国人留学生が共に多文化共生(Multicultural Symbiotic Societies)に向けた、世界・地球の課題を発見し、その解決策を探る、PBL (Problem/Project-Based Learning 問題解決/目標達成学習) 型のプロジェクト活動を行う講義です。第1・2ターム、月曜日3限に行われています。