令和元年度「日本酒学A-1、A-2」を開講しました
今年度で2年目となる「日本酒学A-1、A-2」が開講されました。
初年度の講義は話題性もあり多くの学生から聴講希望がありましたが、2年目も840名を超える学生から聴講希望があり、本講義の人気ぶりがうかがえました。
講義内容は初年度を踏襲し、A-1で日本酒の基礎、A-2で発展的な事項をそれぞれ学ぶ形となりました。
具体的にA-1では、日本酒が原料となる米からどのように造られるのかという製造方法に関する科学的基礎知識、日本社会における日本酒の歴史や地域性といった文化的側面、また今日の酒税制度などについて講義が行われました。
A-2では多彩な講義が行われ、日本酒と食とのペアリングや他の酒類との比較、日本酒が脳や健康に及ぼす影響、日本酒の経済学・経営学的な側面、日本酒を嗜む際のマナー、海外における日本酒事情と英語での表現方法などが、バラエティに富む講師陣より実施されました。
このように、分野を横断した多角的な学びができるのが新潟大学日本酒学の強みでもあります。