畑 有紀 特任助教が「第13回石川松太郎食文化研究奨励賞」を受賞しました
日本酒学センターの畑 有紀 特任助教が2022年11月6日(日)にオンラインにて開催された一般社団法人日本家政学会 食文化研究部会 第34回研究大会で、「第13回石川松太郎食文化研究奨励賞」を受賞しました。
日本家政学会 食文化研究部会は、食文化の研究を推進し、あわせて会員相互の連絡と協力を緊密にして、情報の普及を図ることを目的に組織された会です。石川松太郎食文化研究奨励賞は、部会正会員または学生会員のうち、その年の3月までに公刊された著書・論文で優れたものをもつ50歳未満の若手研究者に送られるものです。
畑 有紀 特任助教は、「黄表紙に見る酒の擬人化―飲食物の文芸表現における酒の位置付け―」(『酒史研究』37、2022年3月)、「和歌形式の食物本草書の変遷―『永代重宝記宝蔵』所収「食物本草要歌」翻刻と解題」(『会誌 食文化研究』17、2021年12月)など、これまでに行ってきた日本中世・近世の食文化研究が高く評価され、この度の受賞となりました。