大学院日本酒学プログラム(博士前期課程)「基礎日本酒学実習」で初めての官能評価を行いました
大学院日本酒学プログラム※1のカリキュラムの一つ「基礎日本酒学実習」では、実験室で一連の酒造りに取り組みます。学生が日本酒を仕込み、実習の最後には各自が仕込んだ日本酒の官能評価※2を行い、その手法と技術を学びます。
この度、この官能評価を初めて実施しました。
教員から官能評価の手法について指導を受けた後、真剣な面持ちで対照となる日本酒と自ら仕込んだ日本酒を評価し、最後に、学生一人一人がその評価について発表しました。酒造りの奥深さを学ぶ貴重な講義となりました。
なお、今回の官能評価は、大学院日本酒学プログラム(博士前期課程)の初めての官能評価ということで、NHKや新潟日報で取り上げられました。
ニュースや記事は以下のリンクよりご覧いただけます。
・NHK:「新潟大学日本酒学コースで大学院生が“利き酒”の評価方法学ぶ」
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20220725/1030021879.html
・新潟日報 :「実習の締めは「利き酒」 新潟大大学院・日本酒学コース」
https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/92051(会員限定コンテンツ)
※1 新潟大学は、本年4月、大学院日本酒学プログラム(博士前期課程)を開設しました。日本酒という対象を共通の軸として、自らの専門領域に加え、日本酒の原料・生産から販売・消費まで、さらには文化や歴史・伝統、健康に至るまでの幅広い多様な異なる領域を俯瞰した内容で文理融合型の教育・研究を行います。
※2 人の感覚(視覚・嗅覚・味覚)を用いて、お酒の色、香り、味などを評価することです。日本酒の官能評価は、きき酒ともいいます。