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日本酒学センターの畑 有紀 特任助教と佐藤 茉美 特任助教の江戸時代の薬酒・料理酒のひとつ「菊酒」に関する研究成果が学術誌『会誌 食文化研究』に掲載されました

日本酒学センターの畑 有紀 特任助教と佐藤 茉美 特任助教(現在:ヴュルツブルク大学 ルドルフ・フィルヒョウセンター 博士研究員)は、菊花を酒類に浸漬して造る「菊酒」について、江戸時代の文献調査と培養細胞を用いた実験を行い、当時の薬酒のベースとなる酒類が、浸漬する食材によって効率よく定められていた可能性があることを報告しました。
本研究成果は、学術誌『会誌 食文化研究』に掲載されています。

[論文情報]
【掲載誌】『会誌 食文化研究』20号(日本家政学会 食文化研究部会、2024年12月25日発行)
【論文名】食材を浸漬して造る薬酒・料理酒のベースをめぐる検討―近世の菊酒を例として―
【著者】畑 有紀、佐藤 茉美(共著)