文部科学省にて「新潟大学『日本酒学』体験講座」を開催しました
平成30年11月15日から文部科学省新館2階エントランスにおいて、「地方総合大学の強みを活かした、新たな学問分野『日本酒学』の確立と地域創生の取り組み」をテーマとした展示を行いました。
さらにその一環として、12月17日(月)に「新潟大学『日本酒学』体験講座」を文部科学省で開催しました。当初、2回開催で各回30名の定員で募集したところ、延べ約200人の応募があり大変反響が大きかったため、急遽定員を各回80人に増やしての開催となりました。
昼の部では、髙橋姿学長の挨拶の後、日本酒学センターメンバーで農学部の鈴木一史教授による「日本酒学のコンセプト」、同じく経済学部の岸保行准教授から「日本酒の国際展開」、同じく農学部の藤村忍教授と教育学部の山口智子准教授による「日本酒と食」、さらには新潟県酒造組合の大平俊治会長による「日本酒学への期待」、新潟県醸造試験場の金桶光起場長から「新潟清酒の特徴、試飲」についての講演をいただきました。夜の部では昼と少し内容を変え、新潟県酒造組合の平田副会長による「新潟清酒の地域性、製造方法」、日本酒学センターメンバーで歯学部の岡本圭一郎准教授による「日本酒と健康」についての講演が行われました。
各回最後に行われた「新潟清酒の特徴、試飲」では、金桶場長からきき酒の基礎を学んだあと、3種類の新潟清酒を試飲し、それぞれの銘柄の香りと味を確かめました。
会場では熱心にメモをとる受講者の方の姿が多く見受けられ、質問も出るなど、日本酒学への関心の高さが伺えました。