About Us

日本酒学センターのビジョン

目指す日本酒学センター像
新潟大学日本酒学センターが日本酒学の世界的な教育・研究拠点となるために、日本酒学に関わる教育・研究・情報発信・国際交流を柱に活動を展開します。
さらに、本センターが国内外の日本酒学発展に寄与し、その中心的役割を担い続けます。

ごあいさつ

新潟大学日本酒学センター長 鈴木 一史

新潟大学日本酒学センター長
末吉 邦
2023年4月1日

日本酒に関わる文化的・科学的な幅広い分野を網羅する学問分野「日本酒学」の構築、日本酒学の国際的な拠点形成とその発展を目的に、新潟県、新潟県酒造組合、新潟大学の3者による連携協定が締結され、日本酒学の活動は始まりました。
2018年4月に新潟大学研究推進機構附置として「新潟大学日本酒学センター」が設立され、さらに、2020年1月には学長直下の全学共同教育研究組織「日本酒学センター」として新たなスタートを切りました。専任教員の配置、特任教員の採用、「醸造」「社会・文化」「健康」の3ユニットの設置、それらをマネジメントする「推進室」の新設、実験室等の施設整備、清酒製造免許(試験製造)の取得など、体制を構築して日本酒学の取り組み強化を行なっています。
これまでに、学部生向け講義「日本酒学」の開講、大学院日本酒学コースの開設、市民向け公開講座の開講、日本酒学シンポジウムの開催、ワイン学で有名なフランス・ボルドー大学ならびにアメリカ・カリフォルニア大学デービス校との大学間交流協定締結、山梨大学大学院総合研究部附属ワイン科学研究センターおよび鹿児島大学農学部附属焼酎・発酵学教育研究センターとの3センター連携協定締結など、多くの活動を行ってきました。
今後も海外の大学との協定拡大、履修証明プログラムの構築、英語による講義の開講や国際インターンシップなどの実現に向けて取り組んでいきます。日本酒学の世界的な教育・研究拠点の形成を目指し、「日本酒を体系的に学ぶならば新潟大学」と世界的に認知されるよう教育・研究・情報発信・国際交流を柱に活動を展開していきます。
皆様の温かいご支援とご協力をお願いいたします。

組織体制

沿革

      
2016年 9月 2016年5月から新潟大学農学部と経済学部の関係教員が日本酒学講義や文理融合研究について検討を重ね、9月に新潟大学の教員有志が新潟県酒造組合を訪問し、世界初の学問領域「日本酒学」の創設について会談
12月 新潟県、新潟県酒造組合、新潟大学の3者による会談
2017年 5月 新潟県、新潟県酒造組合、新潟大学の連携協定締結
2018年 4月 3者の連携協定に基づき、新潟大学研究推進機構附置コア・ステーション「新潟大学日本酒学センター」設置
4月 日本酒学講義A 開講
2019年 1月 ボルドー大学と大学間交流協定、および同大ブドウ・ワイン科学研究所(ISVV)と本学日本酒学センターとの部局間交流協定を締結
2月 日本酒学講義B 開講
2020年 1月 コア・ステーションから、全学共同教育研究組織「日本酒学センター」に昇格
5月 カリフォルニア大学デービス校と大学間交流協定締結
2021年 4月 清酒製造免許(試験製造)取得
4月 日本酒学センター開所
6月 日本酒学講義C 開講
9月 山梨大学大学院総合研究部附属ワイン科学研究センターおよび鹿児島大学農学部附属焼酎・発酵学教育研究センターと連携協定を締結
2022年 4月 大学院日本酒学プログラム 博士前期課程開講
2023年 4月 大学院日本酒学プログラム 博士後期課程開講